越境して拓く、デザイナーの未来
はじめまして。
株式会社 grooves(グルーヴス)でプロダクトデザイナーをしている、かわしまです。
この記事では、デザイナーとしてのキャリアや、子育てと仕事の両立に悩んでいた僕が、フルリモート・フレックス勤務をしながら、デザイナーとしての未来を拓き、さらに自分だけでなく、世の中の「はたらくヒト」と未来を切り拓く事業に参画するまでの経緯をご紹介します。
自己紹介
僕は中部地方の地元から関西へ進学し、就職しました。
大学卒業後、デザイナーとして約10年、エンジニアとして約3年間、開発や受託制作に携わってきました。
現在は地元へUターンし子育てをしながら、フレックス&フルリモートで
東京に本社があるグルーヴスに勤務しています。ITエンジニアのための転職支援プラットフォーム「 Forkwell(フォークウェル)」のUXリサーチやUIデザインを担当しています。
思い返せば、グルーヴスに転職するまで様々な課題に直面し、そのたびに「越境」して乗り越えて来たと思います。
転職前の悩みや、グルーヴスに決めた理由、転職したとき希望が叶ったか、そして、これからのことをご紹介します。
デザイナー10年目の課題
子どものころから絵やものづくりが好きで、デザインという仕事は向いていたと思いますが、10年ほどデザイナーをしているといろいろな課題が出てくるようになりました。
組織の成長に合わせ、入社当時3名ほどだったデザインチームも10人以上の大所帯に!僕の立場も変わっていきました。
一見、コンフォート(快適)な状態に見えます。しかし、僕は次のような課題を感じていました。
試行錯誤でモノづくりをする面白さが減った
増長し自己中心的な考え方になった
新鮮味が薄れて心が動くことが減った
悩んでいた時、技術部門へ異動する話があり、社内転職のような形でエンジニアとして新たなキャリアをスタートさせました。
ここで職種を越境しエンジニアを経験したことが、後にグルーヴスに転職する際に大きく関わってきます。
心機一転、コンフォートゾーンから出て、エンジニアとしてほぼゼロから再スタートしました。日々新鮮な気持ちで業務に向き合えていましたが、覚えることも多く、刷新されていく技術へのキャッチアップで多忙な日々。
3年ほど経過し、もう一度デザイナーとしてデザインに向き合いたい、という気持ちが再び湧いてきました。
ちょうどその時、第2子が誕生しました。そこでまた新たな課題が!
地元へとUターン&転職
第2子の誕生で子育てのリソースが増加!
保育園に預けても、発熱などで突発的なお迎えが発生
ちょっとしたトラブルでいつも同じ時間に登園できるとは限らない
保育園から風邪や胃腸炎を持ち帰り、体調が不安定
↓
職場や同僚に急遽連絡し、フォローしてもらうことが増えました。
また、子どもが生まれたことで、「将来、良い社会を残せるだろうか」という疑問を持ち始め、社会問題に取り組む領域へより深くコミットしたくなりました。
前述の「再度デザイナーとして活躍したい」という気持ちも、依然くすぶっていました。
そこで、両親のサポートを得やすい地元へとUターンし、転職することを決意します。
グルーヴスとの出会い
転職活動にあたり「自分がワクワクして仕事に取り組める環境はどのようなものだろう」と考え、下記の軸を定めました。
実際に転職活動をはじめてみると、これらの条件を満たす企業が限られていることがわかりました。特に働き方の面では、地域の壁に当たることが多かったです。
そもそも募集がUターンした地元ではなく、東京に集中している
求人票ではフルリモートOKでも、会社近くに住んでないとNG
求人票ではフルリモートOKでも、定期的な出社が必要
諦めずに探し続けたある日、エージェントさんから紹介された企業とカジュアル面談をしました。それが後に所属するグルーヴスの、デザインマネージャー増渕との出会いでした。
グルーヴスが取り組む人材領域は完全に未経験。当初は全く視野に入れていませんでした。
しかし、カジュアル面談で話すうちに、グルーヴスが自分の転職軸にピッタリであることに気がつきました。
カジュアル面談にて
面談後、
「面談前後で大きく印象が変わりました!志望度高く選考に進みたいです」とエージェントに伝えると、
「グルーヴスは直接話すと魅力が伝わる、隠れた名店です!」
とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
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晴れてグルーヴスにJOIN!現在のはたらき方は?
晴れてグルーヴスに入社し、果たして転職時に実現したかったことは叶えられたのか?現在のはたらき方や取り組みをご紹介します。
地元からフルリモート、フレックスで勤務しています。
プロダクトチームのキックオフMTGの時は全国のリモートワーカーが集結しました!(上の記事)
フレックス制度も、Slack等で勤務時間を調整し柔軟に活用しています。
チームのバックアップによって、急なお迎えのときなども非常に助かっています。当然、こちらも時間管理や報告をしっかり行う事、チームに誠意を持って対応する事を心がけています。
グルーヴスは、WorkTechで「はたらく」のあたらし形や選択肢を増やすことをビジョンに掲げています。また、日本各地の地銀と連携し、各地の企業を人材を通じて活性化させる地域創生にも取り組んでいます。
「はたらく」の未来を変えるというミッションに共感して業務に取り組んでいます。
僕が担当しているのは「Forkwell」というエンジニアのための転職支援プラットフォームです。エンジニアとしての経験がユーザーの理解に役立ちます。
エンジニアの経験は、開発プロセスそのものにも生きています。
直接コードを書くことはありませんが、実装やアーキテクチャを理解しながらデザインを行い、より良いプロダクト、サービスをお届け出来るよう日々活動しています。
普段の業務の様子
あらたな越境へ
今までデザイナー、エンジニアとしてキャリアを歩んできましたが、グルーヴスではUXリサーチ領域へと挑戦しています。
同じチームのUXストラテジストと共に、ユーザーインタビューや分析などを実施しています。勉強と越境の日々は続きます!
まとめ
グルーヴスに転職したことにより、今までの経験や点のキャリアを、線のキャリアとしてつなぐことが出来ました。まだ実現していないことや課題などもありますが、グルーヴスと僕が、「いま」と「未来」を越境できると信じて進んでいきたいと思います。
読んでいただきありがとうございました!
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Groovesでは、一緒に「はたらくヒト」を募集しています。
僕のように新しいはたらき方を実践したい、未経験の領域に挑戦してみたい、という方も歓迎です!
僕が実際に受けて多くの発見があった、カジュアル面談も実施しています。
気軽にご参加下さい。
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