業務時間に勉強? Grooves(グルーヴス)のスキルアップ支援制度をご紹介!
こんにちは! グルーヴス エンジニアの福井です。
ITエンジニアとして仕事をする上では常に新しい技術のキャッチアップが欠かせませんよね。特にWeb界隈は変化のスピードが早く、数年前にデファクトだった技術が一気に新しいものに置き換えられる、ということも珍しくありません。
こうなると困るのがキャッチアップの時間をどうやって確保するかです。
プログラミングが好きすぎて休みの日もずっとコード書いてます! という人からするとイメージが付きづらいかもしれませんが、私のように休みの日はコードを書かない人や休日は子育てや家族のために時間を使いたい人にとってはこれは深刻な問題です。
グルーヴスでは「一人ひとりの成長は個人の待遇をあげていくことだけでなく、会社としての成果を向上させるためにも重要である」という考えのもと、個人のスキルアップを支援する様々な制度が設けられています。
この記事ではこれら制度の詳細やエンジニア有志で行っている勉強会についてご紹介していきます!
きょかべん
きょかべん制度は勤務時間内のうち最大120分/週をスキルアップ(自己啓発)のための学習時間に充てることができる制度です。
名前は「勉強が許可されている=きょかべん」に由来しています。”きょか”には会社として業務時間内の勉強を認めるという意味が込められれています。
学習の対象はもちろん業務に関係のあることに限られますが、直接関係なくても自分のキャリアを拓くためのものであればOKとされています。
グルーヴスのエンジニアメンバーは次のような活動に時間を当てていることが多いようです。
読書
オンライン講座受講
技術系イベントのアーカイブ視聴
新しい技術、サービスの素振り(手を動かして遊ぶ)
有志での勉強会
私自身はこの「きょかべん」と次に紹介する「ハイパフォーマー向けトレーニングプログラム」をつかってAWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナルの取得に向けた学習を行い、無事に合格することができました。
正直な話業務時間中にこっそり本を読んだり、勉強会のアーカイブ動画を流したりしながら仕事をすることはできるのですが、会社の制度として時間を取ることが認められていると安心してよりその活動に集中できますよね。
会社から学習のための費用だけでなく、時間まで提供してくれたのはグルーヴスが初めてだったので制度ができた時はとても驚き、ありがたく思いました。
ハイパフォーマー向けトレーニングプログラム
高い成果・貢献をしたメンバーにはさらなる成長に向けて会社として後押ししたいという考えから作られた制度です。
50,000円/月を上限に6ヶ月間、自分で設定した教育プログラムを受けることができます。
教育プログラムは業務に関係のある、かつ自己研鑽につながるものであれば基本的に何でも良いのですが、上司と相談の上決定します。
対象者は半年に一度行われる査定において全従業員の中から上位約10%を目安に高パフォーマンス・高評価だった人となります。
過去にはスクラムマスター研修を受講したり、気になっていたAWSサービスを試すための費用に当てたりと自腹だと気が引けるけど興味のあった分野に投資する人が多い印象です。
5万円という金額はなかなか自分では払えないことが多いと思うので、このようなサポートがあるのはとてもありがたいですね。
自己啓発補助
職格(グレード)に応じて自己研鑽のための費用の一部を会社が負担してくれる制度です。
職格ごとに3,000円〜20,000円/月の補助を受けることができます。
担当業務に関わるコンテンツが対象となっており、書籍購入やオンライン講座、サービスの利用料に当てることができます。
私はこの制度を使って毎月のように技術書や技術雑誌を購入していて、今ではほとんど自腹で買うことはなくなりました(笑)
事前の申請や上司の許可取りも不要で、気軽に使えるのでかなり活用させてもらっています。
開発支援補助
すべてのエンジニア、デザイナーを対象に5,000円/月が支給される制度です。
これを使って開発環境やリモート勤務環境整備に必要な機器を購入したり、趣味の開発で使うツールの購読や技術書の購入など、個人の裁量で自由に使うことができます。
自己啓発補助とは違って、こちらは利用に伴う申請は一切不要です。
社内エンジニアの使い方としてはこちらの開発支援補助でまかないきれなかった分を自己啓発補助にて申請するという人が多いようです。
私の住んでいるマンションは元々共用のインターネット回線が整備されていたのですが、案の定速度が遅くてウェブ会議がスムーズに行えない悲惨な状況でした。今ではこの制度のおかげで専用の回線を引き込むプランを契約できたので快適に使えています。
エンジニア交流会
月に一度、エンジニアメンバーを中心に有志が集まって行う発表形式の勉強会です。もちろん業務時間内に行います。
発表のハードルを下げるために「ネタ枠」「仕事関係ない開発の話の枠」「仕事に関係しそうな話の枠」のカテゴリに分かれており、事前に手を上げてくれた人が自由な形式で発表します。
過去には「ふつうのテントを使わずに雨の中キャンプをした話」から「個人開発してるアプリの話」、「データ分析基盤・ABテスト基盤の事例共有」までかなり幅広いテーマで発表を楽しんでいました。
後述のGoTo東京オフィス制度を使ってオフライン開催したこともありました。勉強会はオフラインの良さを活かせるイベントの典型例なので、今後もやっていきたいと思っています。
発表者が集まらないとキャンセルすることもあるのですが、何だかんだこれまで継続して開催できているのでグルーヴスには自分の経験をみんなに共有してくれる素敵なエンジニアが集まっていること実感します。
番外編: GoTo東京オフィス
表参道のオフィスに出社するための交通費や宿泊費を1回あたり5万円を上限に会社が負担してくれる制度です。
対象は「公共交通機関で東京オフィスまで片道2時間以上の地方に居住している社員」で、マネージャー格以上は2ヶ月に一回、それ以外は3ヶ月に一回の頻度で利用できます。
もちろん業務において必要不可欠なものは別途出張申請を行えばこの上限を超えた旅費の負担をしてもらうことが可能なのですが、それ以外の例えば「同じチームだけどオンラインでしかコミュニケーションが取れていないので会ってガッツリ話したい」や「チームでロングミーティングを行うのでせっかくならオフラインでやりたい」といった目的にも使えるのがこの制度の特徴です。
別の記事での紹介したプロダクトグループキックオフを開催した時や新メンバーの歓迎会を行った時はこの制度を活用して全国のリモートワーカーが東京に集まっていましたよ!
グルーヴスは世の中の多くの企業に先んじて2017年からエンジニア・デザイナーメンバーのフルリモート勤務を採用しています。長い時間をかけてオンラインで仕事を完結させる環境を整え、エンジニアの生産性を向上させることに成功させた自負はあります。しかし、それゆえたまにオフラインで会って深いレベルでコミュニケーションを取ることの重要性も理解しています。その思想が反映されたのがこの制度で、エンジニア職種以外のメンバーにもかなり活用されています。
まとめ
ここまで読んでいただきましてありがとうございます!
スキルアップ支援制度を中心にグルーヴスが提供している様々な制度や機会を紹介していきました。
私自身、これまで所属していた企業での経験や友人から他社の様々な制度について聞く機会があるのですが、グルーヴスはお世辞抜きでその中でもかなり手厚いほうなのではないかと思っています。
制度を作った人事メンバーに話を聞いていたのですが、ここまで制度が充実しているのはグルーヴスがその事業ドメインである「はたらく」ことの可能性を広げるためには良質なインプットが必要であるという思想に基づいているとのことです。
実際に良質なインプットを活用して高速に検証環境が作れる仕組みを構築したり、まだ日本で普及していない開発プロセスを一部チームで導入して開発のより良い進め方を模索したりと、ユーザーに対して高速かつ質の高い価値提供を行うためのアウトプットへと繋がる事例も出てきているため、事業にとっても良い影響が出てきていること実感します。
これら制度を最大限に活用して個人のキャリアを拓くための活動を行いつつ、それが業務にも還元されて会社の業績が上がる、というサイクルをデザインすることこそがこれからの時代の個人と会社の健全な関係性なのではないかと思いました。
これからも新しい制度ができたタイミングで随時ご紹介していくのでどうぞお楽しみに!
グルーヴスではこのようにエンジニアのキャリアを後押ししてくれる制度を取り揃えて、共にプロダクト開発を加速させ魅力あるサービスを創り上げるメンバーを大募集中です。
これまでのご経験やこれから歩みたいキャリアに応じて柔軟にポジションをご提案させていただきます。
少しでも興味を持ってくださった方、ぜひお話させてください!
下記のページからお気軽にカジュアル面談をお申し込みください。お会いできるのを楽しみにしています!