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新しい働き方で成長することが、日本の働き方を変えていくことになるー WorkTech事業責任者に聞く!8億円の資金調達で何を成し遂げるのか?

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グルーヴスでは総額8億円の資金調達を発表した。この資金調達を主導したグルーヴス 取締役 WorkTech事業担当 兼 経営企画担当 田中 祐輔に、資金調達の背景や今後の投資、人材計画などについて、経営管理部 総務の橘井マネージャーが話を聞いた。橘井マネージャーも今回の資金調達において、デューデリジェンスに必要な資料の取りまとめから契約・登記等まで担当し、田中と共に尽力した一人。この二人の対話から浮かびあがってきたのは、グルーヴスのこれまでの取り組みの成果と、未来を見据えたチャレンジだった。

(文中敬称略、インタビュワーは橘井)

総額8億円の資金調達に成功!投資家はどこを評価したのか?

ー総額8億円という大規模な資金調達のニュースを聞いて、まず金額に驚きましたが、今回の調達ではグルーヴスのどういうところが投資家に評価されたのでしょうか?

田中:今回出資頂いた政府系ファンドの JICベンチャー・グロース・ファンド1号は、ベンチャー・グロース領域でリスクマネー(リスクを加味して事業の将来性を評価して投資する資金)が不足している産業分野に投資をしています。

グルーヴスは以前から人口減少、人材の東京一極集中、DX人材不足などの課題に取り組んできましたが、これらの課題は日本が抱えている課題と一致しています。ベンチャーのグルーヴスだからこそできるリスクをとった事業展開や発信が価値があると評価されました。

もう一社は、奈良県を拠点とする南都銀行グループのナントCVC2号ファンドです。これは、ベンチャーラボインベストメント、南都キャピタルパートナーズの2社が合同ゼネラル・パートナー(GP)となっている投資ファンドです。南都銀行グループからは2018年7月に一度投資を受けているので、今回は追加投資という形になります。

一度目の投資の後、南都銀行とグルーヴスが共同で、南都銀行の融資先企業の人材採用を支援する取り組みを開始し、現在まで約30名の採用支援を行っています。特に2020年に内閣府が開始した「先導的人材マッチング事業」には南都銀行グループとグルーヴスがコンソーシアムを組んで参画し奈良県地場企業の幹部候補人材の採用を支援するプロジェクトを開始しました。このプロジェクトで、奈良県の企業が1−2ヶ月で幹部候補を2名採用できた実績が評価されました。奈良での幹部候補採用実績をを他の地域にも横展開していく際にも引き続きサポートいただくことも想定し追加出資を決めてくださいました。

ー政府系ファンドからの投資、そして南都銀行グループからは2回目の投資ということで、すごく期待されていることを感じます。田中さんは、どういった点をアピールしたのでしょうか。

田中:政府が日本の課題として捉えている、人口減少、人材の東京一極集中、DX人材不足の解決のための事業を推進してきたことは、どちらからも評価されていると思います。今回の投資は、レイターステージということもあり、期待されていることは、蓋然性の高い事業成長、社会貢献性になります。

今回の資金調達は、これまでに比べるとスムーズでした。投資を受ける前に、投資家に自社のビジネスを調査してもらうデューデリジェンスがありますが、この時の議論がスムーズで、食い違いなく進みました。その背景には、これまでの事業で会社が確実に成長していること、事業の収益が伸びていることがあります。私達が描く将来像に信憑性が高いと信じてもらえていると感じました。

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調達した資金の使い道は?

ーレイターステージの資金調達ということで、今後さらなる成長のフェーズになると思いますが、調達した資金はどういったところに投資していくのでしょうか?

田中:事業成長が評価ポイントの一つなので、今後も当たり前に成長していくために投資する必要があります。もう一つは、革新に挑むための環境作りですね。期待されているのは、普通の成長は当たり前のこと、さらに期待を上回りアウトパフォームする成長なので、その実現のために資金投下していきたいですね。

ー事業成長のための投資という点では具体的にどういった投資を計画されていますか?

田中:グルーヴスの知名度は、東京でもまだ高くありません。東京に限らず全国で知名度を上げるためには、プロモーション費用に投下していくことになります。

もう一つは、プロダクト開発費ですね。グルーヴスには、国内最大級のクラウド採用プラットフォーム「クラウドエージェント」、ITエンジニアのキャリア支援プラットフォーム「フォークウェル」の2つのサービスがありますが、どちらもよりユーザーに価値を感じてもらうために、UI/UX改善が必要です。

もちろん人材への投資も。多様な経験を持つ人材はチーム成長を加速する

ー人材採用についてはどのように計画していますか?

田中:革新に挑む環境作りには、人材採用が大きく影響します。すでに2021年4月に多くの人材が入社しましたが、多様な経験、知見を持つ人たちが入ってきてくれています。こうした人達がチームに入ることは、チーム成長につながります。他社ですばらしい経験を培った人と一緒に働くことで、社内のメンバーは自分が経験していないことを効率的に吸収できるからです。新しく入る人が多様であるほど、社内のメンバーにとって成長のチャンスになりますし、僕も刺激をもらっています。

今後も、採用コスト、人件費含めて、継続的に資金を投下していきたいです。

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副業を推進中!新しい働き方を自ら実践していく

ー私は総務を担当していますが、様々な領域で経験豊富な方の入社が増えたなと感じます。また、過去に働いていた人が戻ってきているのも、グルーヴスならではだと感じています。

田中:そうですね、直近ではプロダクト開発で、以前働いていた人(アルムナイ)が副業で入ってくれるようになりました。グルーヴスのアルムナイであれば、すでに社内のことがわかっているので、パフォーマンスを出しやすいというメリットがあります。私達もアルムナイが戻ってきてくれるのはうれしいですし、アルムナイにとっては新しい働き方ができること、副収入が得られることはメリットです。それに、万一本業に何かあった場合、副業がセーフティネットになることもあるでしょう。お互いによい関係を築けていたからこそ、戻ってきてくれるのだと思います。

プロダクト開発に投資するとお話しましたが、開発チームではまずアルムナイに声をかけています。

ー国としても働き方改革を推進していますが、グルーヴスの場合、コロナ禍に入る前から、リモートワークを定着させるなど、率先して新しい働き方に取り組んでいると思います。こうしたアイデアや戦略は経営陣で決めているのでしょうか?

田中:中心は、池見(グルーヴス代表取締役)のアイデアです。2017年に池見が「第2水曜日をフルリモートにする」と言い出した時、僕は懐疑的でした。「どうやって仕事をしていいかわからなくて社員が困るのではないか?」と心配したんです。しかし、やってみると発生する課題を1つ1つ解消していくことで、想像以上にうまくいきました。その後第2水曜だけでなく段階的に拡大していきました。2019年前半にはエンジニアだけでなく全社員を対象にフルリモートワークを数ヶ月間に渡って実施しました。自分でも、ミーティングのための移動時間がないなど、効率的に感じるようになりました。

コロナ以前からその方向に進んでいたので、コロナがなかったとしても、リモートを活用した働き方は定着していたと思います。最近は、チームによっては、複数のミーティングに同時接続することもあり、パソコンの負荷が高くなっているので、より性能のよいパソコンにも投資していかないといけないですね。

アルムナイによる副業も予想通りパフォーマンス高く仕事をしてもらっています。グルーヴスは今後実現されるであろう未来の働き方を率先して導入していこうと意識していますね。


クラウドエージェント、フォークウェル共に伸びしろあり!プロダクト改善の方向性

ーグルーヴスに、リモートワーク、副業など、新しい働き方の成功体験があることは、地域創生という視点からも投資家は共感していただけたのではないでしょうか。

田中:グルーヴスが、新しい働き方にチャレンジして生産性が上がっていることを証明できたと思います。コロナ禍で収益が悪化する企業もある中で、フルリモートで仕事をして、事業成長したことは評価が高かったと思います。

ープロダクト開発にも力を入れていくということでしたが、クラウドエージェント、フォークウェルそれぞれどんな風に改善していくか、イメージはありますか?

田中:フォークウェルは、ITエンジニアに使い続けていただくことが重要です。何かあった時に、フォークウェルを思い出してサイトにアクセスしてもらえるようにする必要があります。人材を採用したい企業に使い続けていただくことも当然重要です。大きい機能をドーンとリリースするよりも、普段からユーザーニーズを捉えて、細かい改善の積み重ねをしていく方向で考えています。これまでも、コツコツやってきた機能がユーザーに評価されているので、チームもその方向で考えています。クラウドエージェントも、企業に求人を載せ続けていただくこと、転職エージェントがずっと使い続けていただくことを目指して投資していきたいですね。

どちらのプロダクトも改善の伸びしろがあるので、そこをしっかりやることが引き続き重要なフェーズです。加えて、革新に挑むことを意識し、早急に環境を整えていきます。


ークラウドエージェントは特にこの1年でサービスが大きく改善されたように思いますが、今後さらにUI/UXの改善をすることで、どんな変化があるでしょうか?

田中:クラウドエージェントは、市場が広く、人材を採用したい企業にどんどん使っていただくことで可能性は無限に広がると思います。冒頭で南都銀行とのプロジェクトで地方の企業の幹部候補が採用できたお話をしましたが、これが拡大できれば市場が大きく広がります。もちろん、都内の中小企業、老舗企業のキーポジションの採用にも活用できます。


積極採用中!自らの経験を生かしたポジションを提案してもOK

ー近年、個性的で優秀な方がたくさんジョインしてくれたと感じていますが、今後はどんな人を採用したいですか?

田中:クラウドエージェントもフォークウェルも進化している最中なので、新たな価値を社会に提供することにチャレンジしたい人に来てもらいたいですね。

今までの経験をグルーヴスで活かせるのでは、と思う方は、我々が想像し得なかったポジションで、こういうことをやりたいとアピールしていただければと思います。

これからどんどん変化していく会社なので、変化を楽しめる人だといいですね。

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新しい働き方で成果を出して、日本の働き方を変えていきたい

ー新年度が始まったばかりですが、1年後にはどう会社が変わっているか楽しみですね。最後に資金調達によってグルーヴスが実現しようとしている未来について伺いたいと思います。「はたらくヒトと、未来を拓く。」というビジョンを掲げていますが、今後どんな未来を成し遂げようとしているのでしょうか?

田中:リモートワーク、アルムナイ副業などを取り入れており、多様な人材を採用としているとお話しました。北海道や宮古島に移住して働いているエンジニアもいます。先進的な働き方を拓いていくのはエンジニアだと思っており、その先進的な働き方をサポートするのがフォークウェルです。足下、先進的な働き方は急速に全業界、全業種に広がって行こうとしていますが、全業界、全職種で新しい働き方を推進する企業の採用活動のサポートをクラウドエージェントが担っていきます。

グルーヴスでは、エンジニアだけでなく他の職種でも新しい働き方を取り入れて行きますが、同時に企業として成長して成果を出していくことで、他の企業も追随していくと思います。グルーヴスが未来の働き方を日本全体に広めていくような役割を担うのは、投資家の期待でもありますし、長期的にはそんな未来を切り拓いていきたいです。

ーありがとうございました。

(記事執筆:深谷歩)

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