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grooves のKPT体験会に潜入!

みなさん、こんにちは!2020年7月1日に人事企画部に入社したきゃりーこと秋山です! PRチームの一員として、今後も発信できればと思いますので、よろしくおねがいします♪

さて今回は、7月10日に実施された「KPT体験会」に参加した内容をお伝えしたいと思います。

「KPT体験会」とは??

【KPT(ケプト)とは?】
仕事や活動内容を「Keep」「Problem」「Try」の順にチームで振り返り・検討し、今後のチャレンジアクションを決めるという振り返りのフレームワークです。

K:Keep = 良かったこと(今後も続けること)
P:Problem= 悪かったこと
T:Try = 次に挑戦すること

Keep によって成功体験を共有しあうことで再現性の確率をあげる、さらなる高い効果をもたらせるように仕組み化・昇華させ、
Problem によって問題共有・課題認識を行い、課題の深堀をしながら事の本質を捉え、
Try によって、新しいアイデアを出し合いながらチームで改善に向かわせる

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【開催した背景
grooves のコアバリュー「革新に挑む」の体現をより促進するために、Unityチームが企画・実行しました。

「革新に挑む」・・・顧客への提供価値を二段飛ばしで向上させる新たな取り組みが革新である。本質を捉え、自らの視点でアイデアを提示し、他者を巻き込み、チャレンジし続ける。

実は、事前の社内アンケートにおいて「革新に挑む」を体現していくうえで、具体的なアクションがイメージできていない、という意見がありました。

「革新」というと何か新しいものを0から生み出す必要があるように捉えている様子もあったのですが、0から何かを生み出すのではなく、実際に業務で起こっている良いこと・悪いことをベースにその発展・改善を目的に議論することで、顧客への提供価値を飛躍的に向上させ、自分たちの生産性を高めるための「革新」へ近づくことができると考え、まずは体験会として、KPTの流れをMgr以上が把握し、その上で自チームへ導入するかを検討してもらうために、「KPT体験会」が実施されました。


KPTの実践方法

【KPTを行う前に意識するポイント】
・参加者は事前に「Keep」と「Problem」は予め考えてくるのが良い。普段の仕事の中で気づいたことをメモしておくと、準備の手間が省ける!
・仕事の進捗報告の場ではなく、あくまでも業務の振り返りから、良かったこと、上手くいかなかったことの共有をし、そこから仕事のレベルをさらにあげるためのTryを考える場である。
ファシリテーターを1名人選する。客観的に意見をとらえて、場を回せる人だったらOK!意見が散見されがちなので、まとめられるかどうか腕が試されるポイント。
参加者も時間を意識。KPTで話が収束しないものは別MTGを組むなど工夫する。
KPTは繰り返し行うことが肝。週次〜隔週などの一定間隔で、Tryに設定された内容の状況確認をします。(単発のPJTは除く)
・Problem にフォーカスして Keep の扱いが軽視されるのは KPT アンチパターンなので、Keepも大事にする

【KPTの手順
KPT体験会では、所要時間45分程で実施しましたが、時間はあくまで目安で、テーマごとに設定をしてください。

①Keep とProblem を書きだす(5分)
 事前課題にしておく+当日3分程度時間を設けてもOK
②個人で出したKeep とProblem をチーム内で共有する(10分)
③Tryとして取り組むべき、Problem のテーマを多数決投票式で選ぶ(5分)
 <テーマを選ぶ時のポイント>
 ・みなが課題認識をし、”チームとして” 改善したいものを選ぶ
 ・個人の問題でもチームに影響がある場合には、検討される可能性がある
④自分が投票したProblem の投票理由を述べる(5分)
 問題の深堀を進めて、問題の本質・原因を探るため
⑤チームでディスカッションし、Try を検討する(15分)
⑥Try をアクションに落とし込む(5分)
 できればTry で出たアクションに対し、担当をつけ、経過観測含め継続させていく


KPTに挑戦してみた!

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grooves 開発チームでは、すでにKPTを取り入れていたため、ファシリテーターはエンジニアメンバーが担当しました。1チーム6人〜8人に分かれ、今回の参加者は所属チームがバラバラのため、予めテーマを決めてKPTを実践!
今回は、Trello(https://trello.com/)というツールを使用しました。

Trelloとは?
Trelloのボードやリスト、カードを使用すると、プロジェクトを楽しく柔軟に効率よく整理して優先順位をつけることができます。コメント、添付ファイル、期限などを直接Trelloカードに追加して詳細を確認。プロジェクトの始めから終わりまでコラボレーションできます。

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Trello ”https://trello.com/” (2020/8/7)

体験会でのKPTテーマ
   【リモートワーク体制におけるコミュニケーションについて】

groovesでは以前からリモートワークの導入はされていましたが、コロナ禍において、リモートワークをするメンバーがさらに増えている中で、改めてコミュニケーションの取り方を振り返り、もっと良くしていくためのTry を話し合いました。

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■事前にチームメンバーが出したKeep、Problem の意見に対し、共感できる!課題だと思う!と思うものに投票し、それぞれ意見を共有していきます。

Keep(良かったこと)で出た意見
・文字のコミュニケーションに、今まで以上に気を遣うようになった。絵文字が全社的に増えた気がする。
・新入社員がMTGに参加する場合、オンラインMTGだと参加者の名前が表示されるので名前を覚えやすい。
・MTG中みんなの顔が見れるようになった。 など

Problem(悪かったこと)で出た意見
・たまたま会って立ち話、の機会がなくなった。
・他チームとの交流が減ってしまった。
・ちょっと関係者に声をかけて相談、がし辛くなった。(MTGが増えた…?) など

共有した後、チームとして最も課題だと感じるProblem に投票していきますが、Aさんの意見とBさんの意見似ているよね。という同様の意見がある場合は、ファシリテーターの判断で意見をマージしてもOKです。


■今回のチームでは、このProblem を課題テーマとし、Try を検討しました。

「既存メンバーが新入社員に関心を持つ機会が少ない」

<選ばれた理由>
・リモートワークだと業務外のコミュニケーションを積極的に行わない。
・既存メンバーはすでに知っているので、まだコミュニケーションを取りやすいが、新入社員ほど興味を持たれるべき存在である。
・新入社員からはコミュニケーションが取りづらい。
・出社時においては、grooves は他社と比べ、新入社員に声をかける傾向にあるが、オンラインでわざわざ話す機会を作るのは仰々しいと感じる。


■Try をアクションに落とし込むために、過去やってみたけど上手くいかなかった事などをディスカッションした結果、「強制的に関係者とのコミュニケーション機会を作る」のが良いのではないかとなり、2つのアクションが出てきました。

【Try アクション】
・入社時のオンボーディングで、他チームの朝会に新入社員も参加する。
・新入社員のSlack チャンネルをパブリックで作り、雑談してもOKとする。


今回のKPT体験会では時間が足りず、深い話にまでは及びませんでしたが、KPTを定期的に実施することで、継続的に改善・チャレンジできることが増えていき、「革新に挑む」の体現に繋がると感じました。また、私自身、新入社員の立場として、用意していただいた環境をフル活用すると同時に、待ちの姿勢ではなく、こちらからも積極的なコミュニケーションや発信が必要だと感じる良い機会にもなりました。

ぜひ自チームで取り入れてみてはいかがでしょうか?

以上、KPT体験会の潜入レポートでした!!


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